分析・故障解析
Analysis
分析・故障解析

「赤外線サーモグラフィカメラ」は車載機器をはじめとした電子部品における、連続通電試験などで力を発揮します。

基本性能

最も高性能な赤外線検出素子の一つであるInSb(インジウムアンチモン)二次元センサを搭載しているため、短波長帯の赤外線検出感度と応答速度に優れ、一般的な非冷却型赤外線サーモグラフィカメラ(測定波長8~14μm)では捉えることができないハイコントラストで高精細な熱画像を取得することができます。
・測定波長:2μm~5.7μm
・温度分解能:0.025℃(at 30℃ 画像改善なし)
・画素数:640×512画素

特徴

高速現像を撮影可能なフレームレート
・フルフレーム時:200Hz(640×512画素)
・ウィンドイング時:1070Hz(160×128画素)
・ラインスキャン時:5000Hz(640×2画素)
・最小積分時間:最速1μsec

装置仕様

・型番:InfReC H9000(Thermo HAWK)
・メーカー:日本アビオニクス株式会社
・検出器:InSb(インジウムアンチモン)二次元センサ
・測定波長:2~5.7μm
・測定温度範囲:-10℃から1200℃        
・温度分解能:0.025℃ at 30℃ 
・温度制度:±2℃
・検出器画素数:640(H)×512(V)画素
・空間分解能:0.6mrad
・測定距離:30cm~∞

測定例

SiCショットキダイオード連続通電試験

  • 赤外線拡大像

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