信頼性試験
Reliability
Test
信頼性試験

フレキシブル基板の折り曲げ耐久性を短時間で評価することが可能です。

概要

FPC(フレキシブル基板)の折り曲げ耐性を評価する試験です。
MIT試験と呼ばれる試験評価が一般的です。
これは、FPC耐久性を短時間で評価するための手法でFPCの折り曲げ角度、折り曲げ速度、引張荷重を変え評価するものです。

特徴

折り曲げ半径が小さく、折り曲げ速度が速く、かつ引張荷重が強い程、FPCの銅箔断線の速度が速くなり、短い試験時間で結果を出すことができます。

設備紹介

・安田精機製作所 No.307MIT形耐折度試験機
・左右折り曲げ角度135度まで可能。
・折り曲げ速度は、175CPMまで可能。
・折り曲げ先端半径は、0.2mm, 0.38mm, 0.8mmが可能。
・引張り荷重は、9.8Nまで可能。

試験片の取り付け状態

  • 試験機

  • 試験エリア拡大

応用例

● FPC耐折れ性評価
 FPCの直線配線部分で繰り返し折り曲げを行い、外観観察と導通抵抗変化により
 断線有無を評価します。
 新規採用FPCの実力把握などにお役立て下さい。
 
●シート材料の耐折れ評価
 繰り返し折り曲げ使用されるシート材料を、試験前後の外観観察により、
 耐折れ性評価します。

対応規格

JIS C 5016 8.7